前歯のブリッジがとうとうダメになってしまったのでインプラントに替えました
70代女性: 18年ほど前に当院で左上奥歯のみインプラントの手術と上物にセラミックの作成を行い、他院にて前歯のブリッジを同時期に行いました。前歯のブリッジは何度か腫れたり、神経の治療が必要になったり、新たな虫歯ができたり、揺れてきたりして、いよいよもう持たせられなくなりました。 今後再び自身の歯を使用したブリッジをつくることが不可能なため、前歯部分をインプラントで再構築するか、部分入れ歯にしていくかのお話をしたところ、当院で行われた左上奥歯のインプラントが18年トラブル無しで持っているため、前歯部分もインプラントをご希望されました。
インプラント固定式6本ブリッジへ
長く持った前歯のブリッジですがとうとうはずすことになります
上の前歯の長いブリッジは、古くから良く行われる方法です。 今回のように、やむを得ず、神経のない歯を橋脚にすることも多いのですが、機能時に水平方向に力がかかるため、力学的に長期耐久性に問題あることも多いです。一方、神経の残っている歯で短いブリッジ(3本ブリッジ)ですと、長持ちすることも多いです。
インプラントは抜歯後即時埋入法を用いました
ブリッジを外したところです。
画面右側に見えるのは18年前に当院にて行われたインプラント連結冠です。
インプラントブリッジ(3本インプラント支持)
インプラント3本にて支える インプラント支持の6本ブリッジです
インプラントは、喪失した歯と同じ本数が必要とは限りません。ケースバイケースですが、今回は3本のインプラントで支えます。
セラミック(メタルフレーム)にて終了しました。左上の18年前に入れたインプラント同様、長くもつとよいですね。
治療期間 インプラント手術から終了まで 約8か月
治療費 ¥1,890,000税別 (セラミックMBコバルトフレームブリッジ スクリュー維持型)