下の総入れ歯は、舌がよく動くために、一般的には上の総入れ歯よりも安定しないため、悩んでいる方も多いです。　このように顎の土手が細くなると、なおさらむつかしい入れ歯となります。

インプラントの埋入手術を行い、約５か月で固定式のインプラント固定式ブリッジができあがりました。　治療費は約３００万円でした。　総入れ歯になると、基本的にお手入れは入れ歯側のみでOKですが、　固定式になりますと、歯磨きにてそれなりのお手入れは必要です。　大きな固定式になりますと、ご自身で磨きにくい部分もでてきますため、お手入れが不十分ですと、のちにインプラント周囲炎をおこす可能性がでてきます。　よって年に３～４回以上のクリーニング来院が必要になります。　スウェーデンのブローネンマルク教授が、チタン（インプラントの材質）と骨が結合することを発見した当初から、このような下顎の総入れ歯のかたを救うべく、４～６本のインプラントを埋入する方法が行われてきて、どの文献をみても長期的な高い成功率を示します。ある意味、一番歴史の長いインプラントの方法です。このかたも例外なく１０年以上大きな問題もなく順調です。