【世界水準の歯科治療】阿佐ヶ谷の歯医者

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インプラント: 常在院長のインプラント経歴

インプラント科 NYU Ashman department of Implant Dentistry

院長は1996年渡米後ボストンのHarvard大学歯学部病院にて、総合的な歯科治療の計画の重要性を学び、その中でのインプラント治療がスタンダードな治療のひとつとなっていたことに驚きを受けたが、その後、インプラントの安全性、安定性を見ることにより、その治療法の必要性を強く確信した。それと同時に、アメリカで主流である、手術と補綴(上物)を別々の専門医がおこなう、というスタイルでは、現在の日本では現実的ではないと感じていた。 

その後1999年から2002年まで、マンハッタンにあるNew York Universityのインプラント科にて、その道の権威Dr.Dennis Tarnow,  Dr.Nicholas Elianらの監督のもと、3年間数々のインプラントの手術と補綴両方の患者を診療する毎日を過ごす幸運に恵まれた。(american-trained)。ニューヨーク大学のインプラント科では、著名なインストラクターたちが治療手技の内容と結果をチェックしながら診療を進めるシステム。このときに理論から基本、応用までを徹底的に叩き込まれました。そしてそれだけでなく、毎月、数限りなく出てくる新しい文献、論文、材料への批評眼を養うことになる。2002年帰国後は神奈川歯科大学付属横浜研修センターのインプラント科にて非常勤講師も勤め研修医の指導にあたっていました。現在に至り、そのネットワークのおかげで様々な医学情報(よいもの悪いもの含め)をアップデートしています。

これらの経験を活かし、日本と欧米のよい面をとりいれて日々の臨床にのぞみ、なるべくシンプルに安全で、長期的に安定したインプラントをおこなうこと、そしてその長所を知ってもらうことをひとつのゴールとし、地域社会に少しでも貢献できたらと思っている次第であります。 

2000年 NYUクリニックにて同僚と  

2006年 Seattleにて発表 
恩師たちとともに

抜歯前からインプラントの診査は始まります

さて、インプラントをするには、あごの骨の3次元的な量が必要です。3D-CTスキャン等にて顎の形態を診査するだけではなく、骨の吸収を防ぐため、抜歯の時期、方法を熟考します。そしてときに必要と思われる場合、抜歯時の骨補填、もしくは抜歯後即インプラント埋入を選択することもあります。

ただし抜歯をすでにされていて、あごの骨がやせて、骨の吸収が著しく骨量が足りない場合には、人工骨補填・移植・サイナスリフト、ソケットリフト、GBR法等を行う選択もありますが、他の選択肢としてショートインプラント、他の補綴法、ブリッジや義歯等も活用しております。骨量が少なく過去にインプラント治療を断られたかたはご相談ください。

 

典型的なインプラント利用法

歯を抜いたが隣の歯を削ってブリッジにしたくないかた、虫歯が多い傾向のかた、虫歯で何回か治療を行ったのちに歯が折れたりして歯を失った方、当たり前ではありますが、インプラントの最大の長所である ”虫歯には絶対にならない”ことを有利に活用したいものです。

下あごの総入れ歯が安定しない方、または部分入れ歯がいつまでも合わない、という方には、取り外しの入れ歯による不可避な違和感を除くべく、インプラントを積極的に一考する価値があると思われます。

簡単な症例の場合小手術のため短時間に終了します。いつもの虫歯治療と同様の局所麻酔で行います。術後の痛みに関しましては個人差が当然ありますが、思ったほどではなかったいう方が多いです。何回かインプラントをされた方の中には ”今回は痛み止め飲まなくてすみました”という頼もしい方もおられるほどです。

前歯のインプラントの場合は、可能なかぎり、抜歯と同時にインプラントを埋める即時埋入法を行うことも多いです。 前歯は歯肉の審美も大切なため、即時埋入法のほうが、歯肉のハーモニーを整えやすいためです。また一回の手術で終わるため、結果的に期間短縮にもなります。

インプラント術前術後には可能な限り、固定性の仮歯をいれることを目指します。そのような場合、手術後も術前と同じような歯でお帰りになることが可能です。

インプラント埋入後,即時荷重(イメディエイト・ローディング)も症例によっては可能であります。これをすることによってインプラント手術後、すぐに歯で噛めるようになります。 一日で入れ歯の状態、もしくは歯のない状態から固定性の歯に変わることが可能であります。たとえば、下あごの総義歯(総入れ歯)をなさっている方でも手術その日に入れ歯とさよなら、ということも場合により可能であります。ただししばらくの間、軟らかいものを食べていただくことになります。

 

2012年インプラント辞典GLOSSARYII、刊行することができました。東京医科歯科大学インプラント口腔再生医学分野の春日井昇平教授を監督に、院長神作拓也と、NYU後輩の本間輝章先生にて共同翻訳することができました。ボスであったDennis Tarnow教授(現コロンビア大学)に序文をいただきました。