歯が残り少なくなった場合～少数歯残存～　今回は比較的多い７本の残存歯でしたが、　奥歯までしっかり噛みたいという希望もあり、残っている７本を利用しての、コーヌス義歯/ダブルクラウン義歯を選択されました。　インプラントができない場合において、　残っている歯を有効活用して、総入れ歯よりもしっかり噛めて、金属の”ばね”の見えないタイプをご希望のかたには、おすすめです。

残っている歯の状態がよくない場合は、あまりおすすめできません。　歯にかかる負担がそれなりにあるため、予後の良くない歯は、それも次第にだめになってしまう可能性があるためです。

通常の総入れ歯と異なり、　自身の歯においてかなりの噛む力や、入れ歯が動かないように支える力（維持力）が強いため、ぴったりした自然な仕上がりになります。

治療期間　約８か月　治療費用　約１２０万円

基本的には、奥に歯やインプラントがあればあるほど、噛むという意味では有利です。　左下にはインプラントが一本あり、これにアタッチメントをつけることにより、右奥の残っている歯とのバランスを保ちます

残っている歯にうちの何本かがだめになっても、この義歯を使いつづけることが可能なのも、この方法の利点といえるでしょう。