下顎2本がぐらぐらで入れ歯で噛めません。 抜歯してインプラントを用いたオーバーデンチャーになりました
下顎に残っている2本の歯が、部分入れ歯の負担で歯周病が悪化してしまい、ぐらぐらしていよいよ入れ歯が使えなくなってきました。 ここで、総入れ歯にはせずに、インプラント4本を用いたオーバーデンチャーを希望されました。インプラントの上に入れ歯をくっつけることにより、しっかり噛めて、外れないものをご希望です。
インプラント4本にロケーターアタッチメントを装着したところです。
この金色の見えているものはインプラントではなく、インプラントに装着したアタッチメントと呼ばれるものです。今回はロケーターアバットメントを使用しました。 これにより、入れ歯(オーバーデンチャー)と、インプラントのアタッチメントが、しっかりくっつくことで、しっかり噛めて外れにくい入れ歯になります。 このアタッチメントはちょうど、洋服でいうホックと似たような機能ですので、 はめるときには”ぱちっ”と音のする感じになります。
オーバーデンチャーの裏側になります。 ロケーターアタッチメントとの維持を担う部分(メール部)は、劣化したら交換可能です。
インプラントと入れ歯との接続部分(メール部)は、ポリアミドナイロン製にてつくられています。 当然 負荷がかかりますため、 長期間使用していると劣化してきます。 劣化した際には、その部分を交換するだけですみます。通常1~2年に一回交換のことが多いです。
なお、入れ歯の外れにくさもこのメール部分の維持力別に数種類と交換可能なため、 きつめが好みのかた、ゆるめが好みのかた等の対応が可能になります。
メール部 リプレースメントメール
この部分を交換することが可能です
インプラントがだめにならない限りは、この部分の交換のみで長期間使用できます。
治療期間 約9か月 治療費 約185万円
メール部 交換費 3000円x個数(消費税別)