大き目の詰め物がすでに入っている場合
40代女性 詰め物の縁が茶色くなり診査したところ、内部に虫歯の再発があったため、白い被せものにすることに決定した。 素材はフルジルコニアクラウンを選択した。 当院では、すでに入っている詰め物が大きくなればなるほど、残っている歯の縁の破折を予防するために、被せもの(クラウン)を提案いたします。 歯の縁が破折すると、場合によっては、歯根のほうから破折してしまい抜歯を余儀なくされることを予防するためである。
虫歯を取り除いた後にフルジルコニアの被せものを入れました
阿佐ヶ谷の神作歯科医院では、特別な場合を除き、大臼歯部(奥歯)の白い被せものには、フルジルコニアのクラウンをすすめています。 治療費123000円(税別) 治療回数3回前後。 モノリシック(単層)構造なため物性がよく、オールセラミックやメタルボンド(MB)よりも、強度が高く破折に強いためです。 透明感はオールセラミックには劣るものの、写真のとおり、まずそれが気になることはないでしょう。 一方、むつかしい色合いの歯をお持ちのかたには、完全に色が合わないこともあります。 それでも、昔からあるメタルボンド(セラミックを金属に焼き付けたもの)よりも、不透明感はかなり少なく、自然な仕上がりになるため、奥歯(大臼歯)にはまず問題ないといっていいと思います。インプラントのクラウンにもメインの材料として使用しています。